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お風呂掃除のポイントについて

目次

(1)お風呂掃除を始める前に

①どんな汚れが付いているか確認をする。
②掃除道具と洗剤を準備する。

(2)お風呂の汚れの種類・特長・原因・清掃方法

①カビ・ぬめり
②石鹸カス
③鏡のウロコ
④錆・鉄分による汚れ
⑤水の成分によるスケール

(3)お風呂掃除の小技と工夫

①洗剤の成分と液性について知る
②掃除道具の扱い方について
③お風呂のお掃除方法一工夫


(1)お風呂掃除を始める前に

お風呂のお掃除に入る前に準備をしていきましょう。どの場所にどんな汚れがあるのか事前にチェックをして必要な道具を準備していきましょう。

・お風呂の汚れチェックポイント
お風呂の汚れがどんな所に付いているかチェックしていきましょう。


①天井 天井は普段から届きにくい場所で湿気による水滴などでカビが発生していることがあります。また、浴室乾燥機などのカバーやフィルター、換気扇にも汚れが付いていないかチェックしましょう。

②壁 壁のタイルや目地にカビが発生していないか要チェックです。特に腰より下の部分はシャンプーや石鹸の残りカスなどの汚れが付きやすくなっています。

③窓・網戸 サッシの部分や窓ガラス、網戸に汚れがないか確認しましょう。サッシのゴムパッキン部分や網戸の網の部分にもよく見るとカビが発生しています。レールは外部の砂埃などで汚れています。

④シャワーヘッド・シャワーホース ヘッドは吐出口にカビなどぬめりが発生しています。分解できるものもありますので必要に応じて分解しましょう。ホース部分に付いたカビはなるべくひどくなる前に対処しましょう。あまりにもカビがひどいと落とせなくなってしまいます。

⑤鏡 鏡には水垢や石鹸カスなどが付着しています。特に硬化したウロコ汚れは簡単に落とすことが出来ません。こまめに洗浄、出来ればお風呂を使用した後には鏡の水を水切りや拭き上げすることをお勧めいたします。

⑥カラン カランには水垢、石鹸カスなどが付着しています。また、接合部など隙間にカビやカチカチに固まった水垢などもあります。

⑦バスタブ 水垢などで浴槽内がざらつきがちです。パッキンなどにもピンクのぬめりがよく発生しています。排水溝にも汚れや髪の毛が絡まっていたりします。また、バスタブの側面にはエプロンがあり、これを外すと内部に水垢やカビなどが発生しています。

⑧排水口 排水口の内部はカビや石鹸カス、ぬめりや水垢と色々な汚れがあります。また、ヘアーキャッチャーには髪の毛が絡まっていたりします。

⑨浴室のドアとレール ドアのガラス、サッシ部分やレール、パッキンの部分には水垢、石鹸カス、カビなどで汚れています。ドアに通気口にはホコリや汚れがたまっています。

・お風呂の掃除に使用する道具と洗剤について
汚れに応じた道具を準備しましょう。業務用の専門的なものでなくともホームセンターで購入できるものでも十分活躍します。スポンジ

①道具 マスク、ゴム手袋、保護メガネ、雑巾、バケツ、ブラシ、スポンジ、研磨剤、メラミンスポンジ、金たわし、水切り用ワイパー、ハンドスプレー、サッシケレン、刷毛、ローラー、ダイヤモンドパッド、噴霧器、高圧洗浄機、ポリッシャー、サンダー、防護マスクなど

※一般的な掃除道具でも十分汚れを落とすはできます。作業効率などを考えた場合には機械を使用します。

②洗剤 大きく分けて、中性洗剤、酸性洗剤、アルカリ洗剤、塩素系洗剤の4種類に加え、鉄分除去剤、研磨剤などを使用します。

※塩素系と酸性洗剤は絶対に混ぜないようにしましょう。


(2)お風呂の汚れの種類と特長・原因・清掃方法

①カビ・ピンクのぬめり カビ、ピンクぬめりなどの汚れに対しては塩素系洗剤を使用します。市販のもではカビキラーが代表的です。プロの現場では有効塩素濃度の高い次亜塩素酸を使用したりします。塩素系洗剤を使用してお掃除をする際には、必ず窓を開け換気扇などをつけてから作業して下さい。また作業の際には必ずマスク、ゴム手袋を付け、必要に応じて防護マスク、保護メガネも着用しましょう。清掃にはスポンジ、ブラシなどを使用します。洗剤はスプレー噴霧、刷毛、ローラーで塗っていきます。
※酸性洗剤と混ざらないように注意しましょう。

②石鹸カス 壁や床などに白く固まってしまった石鹸カスには酸性洗剤が有効です。また、皮脂汚れなどにはアルカリ性の洗剤も効果的です。洗剤を噴霧、塗布し、すぐに洗い流すのではなく、時間をおいて洗剤の効果を十分に発揮させた後に擦り洗いをしましょう。


③鏡のウロコ ウロコ汚れは少しこすっただけでは落ちない厄介な汚れです。鏡のウロコはダイヤモンドパッド、研磨剤などを使用して除去していきます。手作業でも落とすことはできますが、作業効率を考えるのであればポリッシャーやサンダーを使用されると良いかもしれません。


④錆・鉄分による汚れ ヘアピンを置きっぱなしにしてしまい、錆の跡が残ってしまった後を分解除去していきます。市販でも錆取り用の洗剤などが多く売られていますのでお探しになってみて下さい。


⑤水の成分によるスケール 家庭のお風呂内で見られることは稀ですが、スケールとは炭酸カルシウムなどの水の成分が白く固まった状態の汚れのことを言います。ケレンなどで削った後に強酸性の薬剤を使用して溶かして除去していきます。強酸性ですので、使用する際には十分な換気とマスク、ゴム手袋、保護メガネを必ずつけて下さい。


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