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窓のフィルムと糊跡の除去

窓ガラスフィルム剥がし

先日お客様よりご相談を頂きました。その内容は「窓ガラスが白く曇って拭いても汚れが取れない。」というものでした。まずは現状を確認させて頂くために現地へと伺わせて頂きました。

現地で窓を確認してみると何やら窓に磨き傷や水垢などが付着している様子で窓全体が確かに白く曇っていました。

窓をよ~く見てみるとガラスの隅にうっすらと線が・・・、指で確認してみるとフィルムが貼ってあることがわかりました。このフィルムがあることでガラスは白く曇ったままですので、剥がしていかなければなりません。お客様に状況をお話したところフィルムを剥がすことをご希望されましたので作業に入らせて頂きました。

このフィルム、ドライヤーなどの温風を当てて温めることで剥がしやすくなるのですが、今回はお部屋に電気が来ていないということでこの状態で剥がしていくこととなりました。

作業を始めていきましたが、冬の時期ということもあり窓のフィルムが剥がし辛いこととフィルムが固くなって無理に引っ張ってしまうと途中でちぎれてしまい思うように作業が進みません。

スクレーパーで少しずつめくっては剥がすという作業を繰り返し、何とかフィルムを全て除去することができました。

このフィルムを剥がした後に厄介なのがフィルムの糊跡です。ガラスにべったりと付着していますのでそう簡単には除去することが出来ません。

そこで登場するのがラッカー薄め液です。この薄め液を使用することで糊跡を溶かすことが出来ますので、これを刷毛で全体に塗り広げ少し時間を置いて糊を溶かしていきます。刷毛で塗る際には窓枠や床をしっかり養生します。

糊が溶け始めたら次は三枚刃という道具を使用して糊跡をこそぎ落していきます。ドロドロに溶けた糊が気持ちがよいくらい取れていきます。一通り除去しましたら最後に中性洗剤を噴霧していきながら三枚刃を使用してガラスに引っかかる部分がなくなるまで作業をしていきます。引っかかりがなくなったらガラスを洗浄して完了です。

ここまでの作業で2枚で2時間ほど掛かりました。地道な作業ですのでもうちょっと長く作業をしていたように感じました。

作業が終わりお客様に確認して頂いたところキレイになったと大変お喜び頂きました。お客様にお喜び頂くことが一番うれしいですね。

以上、窓ガラスのフィルムと糊跡の除去についてでした。

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