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カワウ?ウミウ?

鳥の群れ

先日宮島の海岸付近で海を眺めていると何やら黒くうごめく大きな物体を発見しました。よく目を凝らして見てみると正体は鳥の群れでした。これだけの数がいるとびっくりしますよね・・・。

この鳥たち、おそらく鵜の仲間だと思うのですが、カワウかウミウの区別が出来ませんでした。

この鳥は1日にたくさんの魚を捕食するらしく、その1羽が食べる量は200~300グラムとのことです。これだけの数がいるととてつもない数の魚を捕食しているということになりますね。一部の地域では魚が獲れなくなるなど漁業被害が深刻化しているとのことです。

一方で、この鳥たちは森林で休息をとるらしく、そこで糞をしたりすることでその糞が森の木々にとっての栄養にもなるとのことです。森が豊かになることでその森の恵みが川を流れまた海に循環していくことから、豊かな海が作られるということでしょうか。

少し調べただけなので、あまり詳しくはわからないのですが、この鳥たちにとっても人間が沿岸部や森林を開発していく中で、餌場や住処が失われることで一部の地域に集まざるを得ないのかもしれませんね。

私たちに出来ることは限られているかもしれませんが、今目の前にある豊かな自然を大切にしていかなければならないと改めて感じました。そのためにできる行動をしていかなければなりません。環境問題と言えばレジ袋の問題もとても大事なことであると思いますが、身近なところにも少し視点を変えて見てみることで新たな気づきがあるのではないでしょうか。

しばらく眺めていると鹿と鳥たちの争いが始まりました・・・。普段大人しくかわいらしい鹿の強気な一面が見られて何だか面白かったです。

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