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台風後の鳴川海岸のごみ拾い

鳴川海岸のゴミ

こんばんは。先日の台風はニュースでも最大級の警戒をと注意喚起がされていましたが皆さまは大丈夫でしたでしょうか。弊社でも多くのスタッフがその対応にあたり、何とか切り抜けることができました。ありがたいことです。

さて、タイトルにもある通り、台風が過ぎた後の鳴川海岸の様子がどうも気になり、様子見を兼ねて少しの時間ですがごみ拾いに行ってまいりました。17時過ぎに鳴川海岸に着いたのですが、日も暮れ始めており、あまりゆっくりごみ拾いはできないなと思い少し駆け足気味にせかせかとごみ拾いを実施いたしました。

海岸を見渡してみるとそこら中にゴミが・・・。特に気になるゴミは「発砲スチロール」でした。広島県はカキの養殖が盛んなため、こうして台風が来るとカキの筏と共に風と潮に流され海岸へ漂着してしまうようです。この発泡スチロールは最初は大きな塊なのですが、打ち上げられる際に少しずつ削れていき、写真のように砕けて粉のようになってしまいます。これもよく問題視されているマイクロプラスチックというやつのでしょうか。海岸にはまるで雪が積もっているかのようです。これは何とかしないといけませんね・・・。とはいえ、これだけの量ともなると一人でやるだけではとても拾いきることができません。とりあえず今日のごみ拾いでは、ごみ袋に入るそこそこの大きさの物を拾っていくことにしました。これ以上被害を広げないためにも、もとの塊を処分していかなければならないと思いました。こんなに大きな発泡スチロールはどうやって処分すれば良いのでしょうか・・・。車で運ぶにしてもかなりの大きさなので考えものではあります。しかしながらこの状態を放置してしまうと粉々になってしまい、全てを拾うのはもはや不可能になってしまいます。何か良いお知恵がございましたら是非ともお教え頂ければ幸いです。

そんなこんなでごみ拾いをしていますと、なんと!ゴミ袋を海岸の隅に置いておいたのですが、置いた場所にあったはずのゴミ袋が見つからないという事態に。誰かが持って帰られたようですね・・・。どうせならゴミを持って帰ってほしいものです。仕方ないので、ポケットに入れておいた残りのごみ袋で拾えるだけのごみを拾って帰ることにいたしました。

辺りも暗くなりはじめたのでごみ拾いを終えようとしていると、海岸の中央付近で地元の方が漂着していた流木を燃やされている姿が見えました。せっかくなのでその様子を見にいくことにいたしました。夕方から燃やしておられるとのことで、流木もかなりの量が漂着していますので、集めるだけでも大変だと思います。

焚火

潮風にあたりながら残り火を見つめボーっとしていると、その先には大竹の工場の夜景が見えました。こうして眺めてみるととてもきれいな景色ですね。新しい発見でした。

ゴミ

というわけでこの日のごみ拾いはこれにて終了です。今回はこれだけのゴミを集めることが出来ました。ごみ拾いをしているとまだまだ使えそうなルアーを一つ拾うことが出来ましたのでラッキーでした。今回はアクシデントもありあまりゴミを拾うことが出来ませんでしたが、今後も地道に活動を続けて行きたいと思います。

いつまでも美しい瀬戸内海を。

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