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ホテル客室清掃のコロナ感染防止対策

7月に入り私たちのお取引先である広島県内の広島市、廿日市市、福山市まで多くのホテル様が営業再開をされるこことなりました。再開後のホテル様の営業につきましてはコロナウイルス対策として様々な防止策などをホテルスタッフ様全員で講じられております。フロント係、予約係、客室係、調理場、洗い場など全ての部署ごとにおいて通常業務に加え様々な対策や取り組みをされていることと思います。

そして、例外ではなく私たちもその中でのサービスの一端である客室清掃業務に携わる者の責任として、今までの作業形式をコロナウイルス感染を防止するための対策をとっていかねばなりません。

コロナ対策として日本旅館協会からガイドラインが出ておりますが、弊社でも独自の清掃作業に合わせてより具体的な対策をマニュアルとして作成いたしました。

まずはスタッフ一人一人が出勤時に手洗いと消毒を済ませ、体温測定や体調不良の有無などを確認していきます。そして、清掃に入る際にはマスクと手袋の着用を徹底し、朝礼から作業中、休憩中にいたるまでスタッフ同士の距離を一定間保つなど作業中も緊張感を持って細心の注意を払わねばなりません。

客室や共用部を清掃する中で今まで消毒をしていなかった箇所の消毒作業も併せて拭き上げ作業だけではなくルールに従い徹底していかねばなりません。消毒液は次亜塩素酸の希釈液、アルコール液など場所や物の素材に注意しながら使い分け作業を実施していきます。ドアノブから机、イスの背もたれやひじ掛け、窓や冷蔵庫、スイッチ類や部屋の備品、手を触れられそうな柱など、手で直接触れられる箇所などを徹底して消毒を行っていかねばなりません。

再開前にこれらの注意事項を自社で定め、スタッフ全員と情報の共有と研修を実施してまいりました。再開前に清掃作業における防止策について考えられることを精一杯想像力を膨らませマニュアルに落とし込みました。実際に清掃作業に入ることで見えていなかった多くの気づきや改善点などがわかってくると思いますので、一度決めたマニュアルだけに縛られることなく柔軟に研究と模索を重ねてこれから日々の作業に当たって参りたいと思います。

実際に作業に当たってくれるスタッフさんは本当に大変であると思います。これから梅雨が明けてくると気温も上がり、清掃作業そのものが非常に体力を消耗し辛い時期になってきます。清掃作業の際には十分に水分補給をし、マスクをしたままの作業ですので体調不良などについてお互いに声を掛けることでいち早く気付けるようにもしていかねばなりません。そして、お客様が過ごされる特別な一日が安心、安全なものであることをお約束できるようにスタッフ一同清掃作業に対して職業人としてのプロ意識、おもてなしの心を持って参りたいと思います。

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